保土ケ谷区 社会
公開日:2025.10.02
火災予防協会
高齢者の安全守る
消防署に警報器200個寄贈
保土ケ谷火災予防協会(森山元明会長)が9月17日、住宅用火災警報器200個を保土ケ谷消防署(森屋司署長)に寄贈した。同署は、寄贈された同警報器を高齢者世帯を対象に抽選で配布する意向を示している。
同警報器は煙や熱を感知して火災発生を知らせるもの。住宅火災の死亡原因で多いとされる逃げ遅れを防ぐなどの効果がある。同協会は数年前から同署に機器を寄贈する取り組みを行っている。
同署で開かれた受納式には、森山会長や森屋署長ら関係者が出席。森山会長は「住宅用火災警報器は、火災の早期発見に非常に有効なもの。一人でも多くの高齢者の逃げ遅れを防ぎたいという思いで寄贈した。これを有効活用して区内の火災予防の推進に役立ててほしい」と森屋署長に思いを伝え、同警報器を手渡した。
森屋署長は「区民の安全・安心のために有効活用させていただき、高齢者の火災による被害の軽減に努めていきたい」と返答し、感謝の言葉を述べた。
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