鶴見区 教育
公開日:2025.11.13
災害時は若い力の協力を
鶴見中で防災教室
市立鶴見中学校(清田英美校長)で11月4日、防災教室が開かれた。
同校のある鶴見中央地区では、同校と鶴見小学校が地域防災拠点に指定されている。今回の防災教室は、生徒たちに「共助」の大切さを知ってもらい、災害時には拠点の活動を手伝ってもらいたいと地元の民生委員や地区社会福祉協議会が学校に呼びかけて行われた。
当日は、同地区社協の理事で鶴見小学校地域防災拠点運営委員会の委員長を務める八木幹雄さんや区役所、消防署、水道事務所の職員が登壇。横浜市が作成した動画「防災よこはま」を見ながら、地震や風水害、土砂災害でどのように避難すべきか、共助のために日頃から何をすべきかなどを学んだ。
上映後は八木さんらがそれぞれの立場で災害時の対策などを紹介。水道事務所の職員は、地域防災拠点に設置されている緊急給水栓の解説などを行った。
八木さんは「災害時に若い人たちが運営を手伝ってくれたら本当にありがたい。そして、防災の知識は若いうちから身につけることが大切。ぜひ今日の経験を家族と話し合う機会にしてくれたら」と語った。
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