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鶴見区 教育

公開日:2025.12.04

寺尾小学校が創立70周年
記念集会で児童たちが祝う

  • クイズで盛り上がる児童たち

 市立寺尾小学校(正木久美校長)が創立70周年を迎え、11月27日に同校で記念集会が開かれた。

 1955(昭和30)年に東台小学校から分離する形で開校した寺尾小。今では住宅に囲まれた同校だが、創立時は周りに田畑が広がるのどかな風景だった。

 校舎の南側斜面には回廊のような整備された散策路「トリムコース」があり、自然の中で子どもたちが遊べる貴重な場所として保護者や地域住民らが草むしりや遊具の点検などをして大切に守っている。

 地域の発展と共に児童数も増え、90(平成2)年には同校から分離する形で上寺尾小学校が開校。寺尾小学校からは、この70年で1万1400人が卒業した。

 27日の記念集会には児童たちだけでなく、地域関係者も招かれた。

 周年実行委の委員長を務めた宮沢研さんは挨拶で「これからも寺尾の子が帰ることのできるふるさととして、学校を地域ぐるみで守り続けていきたい」と語った。

 その後は児童たちが歌やくす玉を割って学校の誕生日をお祝いしたほか、学年ごとに調べた地域や学校のこと、校歌や校章などについてクイズや動画で発表。また、同校卒業生のプロ野球選手、青柳晃洋さんからお祝いのサプライズ動画が届き、児童たちから歓声が上がっていた。

 正木校長は「70周年を迎えることができましたのも、寺尾小に関係するすべての皆様のおかげです。厚くお礼申し上げます」と感謝を語った。

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