神奈川区版 掲載号:2014年11月27日号 エリアトップへ

連載寄稿 イルカ博士の生命感動日記 ㉗自然と向き合う

掲載号:2014年11月27日号

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 前回、水中で野生イルカとつきあう方法などを紹介しました。

 現代はスマホを持ち、パソコンで何でも情報が得られ、移動は電車や車でスイスイと泳ぐように便利。からだを動かさなくても、効率よく仕事をこなせるようになりました。一見、とても便利な世の中です。

 その分、生活の速度は早くなりましたが、ちょっと油断をすると便利さについていけません。日々の暮らしはますます忙しくなっています。今の社会のペースに合わせて動かなくては、自身の希望や願いが叶わなくなってしまうから頑張るのですが、生物である人間のからだのシステム自体は大昔のままなので、社会のペースについていけません。

 そこで現代人は、ストレスがたまるという事態になります。私が田舎で暮らした子どもの頃、川や海での泳ぎ相手は家で飼っていた犬と海にいるイルカでした。私が川に飛び込めば犬も飛び込む。向こう岸まで泳げば犬かきでついてきます。泳ぎ疲れれば草むらに寝転がり、空を眺める。子どもにとって至福のときでした。

野生のイルカと会えるときは、「会いたい」というような欲や願いがなくなった状態のときこそが、なんとなく自然に逢えるのです。

 自然というものは、私たちに都合よく展開してくれるかどうかわかりません。私ひとりだけの都合に合わせてイルカがやってくるのではありません。水中でいくら待っても現れないこともあるでしょう。それが計らいのない自然の営みです。だから、私たちはそれとうまく融け合っていくしかないのです。あなたの水中での練習も、有酸素運動としてゆったり行うと素敵な動物にきっと逢えますよ。

【日本ウエルネススポーツ大学特任教授・岩重慶一

(問)【メール】iwashige@gmail.com】
 

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