中丸小学校PTA(村井順会長)は10月下旬、同小西門周辺の電柱に注意看板を設置した。PTA独自の交通安全確保策として、区内外への広がりに期待がかかる。
懸念の声受け
同PTAが行っている「通学路アンケート」には毎年、交通事故を懸念する声が寄せられるという。特に、下り坂の終点である西門前の道路や片倉団地から中丸橋までの道路に多く、抜本的な交通安全対策を行政機関に要望してきたが、路側帯のグリーンベルト化や側面への『スクールゾーン』標示など、市立学校横並びの交通安全対策しか実施されてこなかった。
そこで同PTAは今年に入ってから、警察や土木事務所、電柱管理者と協議し、条例手続きを行った上でこのほど「止まって左右確認」「横断歩道をわたろう」などと書かれた注意看板を5カ所に設置した。費用は製作費と5年間で1カ所5400円(税別)の設置費のみ。村井会長は「PTAだからこそできた事業。メンバーは替わるので、毎年5カ所ずつ設置する方向で考えています」と話している。
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