神奈川消防署では、小学校の授業カリキュラムで定められた防災教育の一環で、3年生対象に消防や防災に関する指導を行っている。10月26日には斎藤分小学校=斎藤分町=に赴き「消防体験プログラム」を実施した。
この日講師となったのは、同署に配属されて間もない新入署員8人。消化器の使い方や火災現場を想定した煙体験など児童らが実践形式で学べるよう指導にあたったほか、消防車に乗り込み装備の説明も行った。また、出動時の着替えを既定の1分以内にしてみせると、児童たちからは拍手と歓声が上がった。
新入署員は新型コロナウイルスの影響で訓練期間が延長され、10月16日に同署に配属されたばかり。今回が訓練センター卒業後初となる実地研修ながら、明るい声掛けで発災時の対応の仕方を児童らにわかりやすく伝えていた。大学時代から消防団に所属していたという女性新入署員は「市民の方と話す初めての機会。元気に取り組むことを意識した」と話した。
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