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神奈川区 経済

公開日:2022.04.21

つま正
野菜の未利用部分、商品に
学生と寄付サイトで発信

  • 日々商品開発を行う小山社長と社員

  • 3種類ある「飲む野菜ファースト」。CFの返礼品に

  • CFのウェブページはこちらから

 横浜中央卸売市場の野菜卸売業者(株)つま正(小山正和代表取締役社長)がこのほど、野菜の葉や茎、皮など廃棄されてしまう部分を使用した新感覚の飲む野菜ジュース「飲む野菜ファースト」を開発。現在、開発費や販売促進費などを確保するため、CF(クラウドファンディング)に挑戦している。

フードロス削減

「飲む野菜ファースト」は、同社で製造販売しているカット野菜の未利用部分を使用。フードロスの削減や持続的な農業支援を目的にしており、昨年8月からフードロス削減に興味を持つ横浜市立大学の学生とともに商品開発を行っている。今回のCFへの参加は学生からの提案によるものだ。小山社長は「今までBtoBのフィールドで活動してきたので、学生の視点を活かしながら商品の魅力を発信しています」と産学連携で取り組んでいる。

 同商品は、8種の野菜と南足柄の名水「金太郎の力水」を利用して煮込んだ野菜だし(ベジブロス)。ストレートタイプ(マイルドテイスト、リッチテイスト)とはちみつジンジャーの全3種類がある。1パック300グラム入りで、コップ3杯分楽しめる。「野菜を煮込んだベジブロスは栄養価も高く、毎日の健康サポートにもなります」と小山社長。

 CFは目標金額を100万円に設定。製造工場を新たに設け、更に商品開発に力を入れるほか、その商品を広めていくために利用される。CFは5月7日まで。

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