横浜駅西口 Vol.1 にぎわい創出の実動組織 (一社)横浜西口エリアマネジメント
横浜駅西口の事業者等で構成される(一社)横浜西口エリアマネジメント(事務局:(株)相鉄ビルマネジメント内)。西口エリアの活性化やにぎわいづくりを目的に2017年4月に設立された。
横浜駅西口振興協議会の実動組織として誕生。イベントをはじめ、防犯や清掃など、西口エリアに関わる活動の企画から実施までを担っている。
昨年度の代表的な活動として、横浜駅中央西口駅前広場などを彩る「ヨコハマイルミネーション」(昨年11月〜今年2月)や、岩崎学園との共催による西口駅前広場などを会場としたファッションショー(18年から春と秋に実施)などがある。昨秋と今春のファッションショーは、相鉄ジョイナス、横浜モアーズ、横浜高島屋の提案するブランドの最新ファッションアイテムと、横浜fカレッジ(岩崎学園)の学生が制作した作品を西口の商業施設内のサイネージ(電子看板)や期間限定サイトで紹介するなど、コロナ禍ながらも実現に工夫を凝らした。
そのほかにも、ハロウィンイベントを開催するなど、西口のにぎわい創出に知恵を絞り、汗を流す。
財源拡充が課題
事務局長を務める宮崎勝之さんは、西口エリアの活性化が「商業の振興につながるだけでなく、西口自体の価値を向上させていく」と活動の意義を説明する。
目下の課題は、持続的な活動のための「自主財源の拡充」と指摘した。
18年に横浜市から市内初の道路協力団体の指定を受け、みなみ西口の道路空間を活用した収益活動が可能になったこともあり、マルシェなどを定期開催し財源拡充につなげたい考えだ。新田間川など西口エリアを通る河川を活用したイベントも充実させていきたいと官民が連携した新たな展開を模索する。
県内有数の商業集積地である横浜駅西口の活性化に向けた"エリアマネジメント"について、数回にわたり取り上げます。その後、エリアマネジメントに協力する西口の企業団体を紹介します。
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