子育て応援コラム24
「国語力」の高め方　その2

　「本はたくさん読むのに、なぜか国語のテストでは点数が伸びなくて...」そんなお悩みを抱えていませんか？今回は、『国語力を高める』本の読み方についてご紹介をします。

　本を読んでいるお子さんの中にも国語の点数が低い子がいます。そのようなお子さんの特徴として、文章に出てくる言葉の意味を、なんとなくの雰囲気で読み進めていることが多いことが、まぁはすで学習支援を通してわかりました。

　わが子も、まぁはすの子どもたちも同じです。 "あること"を始めたら、国語嫌いだったにも関わらず、横浜市の学力調査テストで満点を取れるようになりました。「え、本当に？」と驚かれるかもしれません。特別なことだと思われがちですが、めんどくさがり屋の私のすることですから簡単なことしかしません。

「これ、どういう意味？」を大切に

　私が子どもたちに実践したことは、とっても簡単＆効果的な方法です。それは、「この言葉、どういう意味だろう？」と、知らない言葉に出会った時に、言葉の意味をちゃんと調べること。たった、これだけ！いかがでしょう、簡単ですよね？

　そして、それに加えて、一つだけ、親御さんにお願いしたいことがあります。それは、素敵な国語辞書を一冊用意してあげることです。最近は、手軽に調べられるツールもたくさんありますが紙の辞書にはすばらしい"おまけ"がついてきます。子どもが指でページをめくり、言葉を探す行為そのものが知的好奇心を刺激し、記憶にも残りやすい。さらに、子どもは"好奇心の塊"ですから他の言葉も調べるのです。語彙力が自然と身についていくことがおかわりいただけますか？

　最初は、「面倒！」と、文句を言うかもしれません。でも、一つ一つの言葉の意味が分かるようになると、文章の世界がぐっと深く、色鮮やかになっていくのです。そうやって言葉の貯金が増えていくと、自然と文章を読む力がついてきて、気づけばテストでも力が発揮できるようになるのです。家にいながら『国語力が高まる』本の読み方は、意外と簡単に身につけられる。読書が楽しくなり、テストで良い結果もついてくれば、子どもは自ら調べるようになる。

　習慣は楽しく、自然に！ぜひ、今日から「気になる言葉を調べてみる」習慣、始めてみてください。