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神奈川区 社会

公開日:2025.09.18

転倒防ぎ、適切に救急車を
消防署がリーフレット配布

  • 奥田会長(中央)と消防署員ら

  • 配布されたリーフレットとクリアファイル

 高齢者の転倒による救急搬送の増加を受け、神奈川消防署はこのほど、神奈川区シニアクラブ連合会に救急時の適切な対応をまとめたリーフレットなどを配布した。

 リーフレットは横浜市消防局が作成。転倒を予防する体操のほか、救急車を呼ぶか迷った際の相談ダイヤル「#7119」や、けいれん、食べ物を喉に詰まらせた場合といった、ためらわずに救急車を呼ぶべき症状や状況を紹介している。合わせて同署で、お薬手帳などと一緒に保管してもらおうと同じサイズのオリジナルクリアファイルも作成した。

 同連合会では9月上旬から区内の会員約4800世帯に配布中。奥田能史会長は「これを機に転倒予防への意識を高め、日頃の運動啓発につながれば」と話した。

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