神奈川区 意見広告
公開日:2025.10.09
市会レポート
リチウムイオン電池収集開始へ
自民党横浜市会議員 ふじしろ哲夫
不適切排出で火災多発
リチウムイオン電池の不適切な排出によるごみ収集車などの火災事故が全国的に多発し、10月2日には消費者庁が過去5年で約2350件発生、事故件数が増加傾向にあると発表しました。販売店等に置かれているリサイクルボックスが回収窓口となっていますが、場所が限られるという課題があります。
燃やすごみの日に
こうした情勢を受け横浜市では12月から新たに、モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池やボタン電池を週2回、「燃やすごみ」の日に身近なごみ集積場所で「電池類」として収集します。
モバイルバッテリーや電動自転車のバッテリーは乾電池やボタン電池と一緒に一つの袋にまとめて捨てることが可能です。バッテリーが取り外せない、手持ち扇風機や携帯ゲーム機等は小型家電として、同じ日にこれらとは別の袋に。
また、膨張や破損した電池は集積場所には出さず、資源循環局の収集事務所への持ち込みをお願いします。
これらの問題の根本解決には、事業者側の取り組みが不可欠です。リサイクルしやすく、電池を取り外しやすい構造にするなど、「再資源化を前提とした製品づくり」が必要です。
新たな分別収集には年間約800万円の費用が掛かると見込まれています。自治体に新たな財政負担を強いることなく、国と事業者が連携した再資源化への取り組みを求めていきます。分別へのご理解とご協力をお願いします。
藤代 哲夫
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横浜市神奈川区大口通28
TEL:045-439-3535
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