神奈川区 意見広告
公開日:2025.11.27
市政報告
トンネル・橋梁の老朽化対策
自民党横浜市会議員団 小松のりあき
今年1月、埼玉県八潮市で発生した下水道管の老朽化による道路陥没事故は、インフラ老朽化の怖さを改めて認識させる出来事でした。道路は、市民の日常生活や経済活動を支える最も基本的なインフラであり、老朽化対策にしっかりと取り組む必要があります。
10月に行われた令和6年度決算第一特別委員会(道路局関係)において、私は市民の安全に直結する「トンネル及び橋梁の老朽化対策」について質問しました。
深刻化する橋梁の老朽化
平成24年の中央道・笹子トンネル事故を受け、平成26年度から5年に1度の定期点検と、健全性を4段階(I 健全〜IV 緊急措置)に区分することが法律で義務付けられています。
令和6年度の点検結果について建設部長に伺ったところ、幸いにも「IV判定(緊急措置段階)」の施設はなく、ひとまず安心しました。しかし、「III判定(早期措置段階)」とされたトンネルが2施設、橋梁が22橋あり 、これらは早期に措置を講ずべき状態です。
特に深刻なのは橋梁の将来です。道路局は市内約1700の橋梁を管理していますが、現在は竣工後50年以上の橋梁が約3割(621橋)なのに対し、20年後には約8割(1432橋)に急増することになります。
予防保全型管理への転換を
私は、今後の更なる老朽化の進行も見据え、従来の「壊れてから治す」事後保全型の管理から、「軽微な損傷のうちに補修する」予防保全型の管理へと変えていく必要があると訴えました。道路局長からは、「老朽化によって車両の通行止めを発生させないことがまずは大切であり、市内ではそのような維持管理が出来ている」との答弁がありました。
その上で、予防保全型管理への移行については、「現行水準の予算確保が大前提」であるものの、計画的な補修を続けることで「今後20年以内に予防保全型管理に移行できる見込み」との見解が示されました。
将来にわたり市民の安全を確保するため、必要な予算を確保し、少しでも早期に予防保全型管理へ移行できるよう、引き続き強く要望してまいります。
横浜市会議員 小松範昭
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横浜市神奈川区六角橋2-5-24
TEL:045-491-7515
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