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宮前区 社会

公開日:2011.02.25

川崎市営地下鉄推進派
早期着工 市に直訴

  • 当日は多くの推進派が市長室を訪れた

 麻生区と川崎区を結ぶ川崎縦貫高速鉄道(川崎市営地下鉄)の早期着工を求め、同高速鉄道建設を進める会(和田義盛会長)は10日、阿部孝夫川崎市長に要望書を手渡した。



 和田会長は「地域活性化のために一日も早い実現を」と話す。



 要望書を受け取った阿部市長は「低コストでできる電気の鉄道の開発を進めるなど市でも現在取り組んでいる」などと話した。



 川崎市営地下鉄は新百合ヶ丘と川崎をつなぐ地下鉄路線として計画された。平成13年には新百合ヶ丘から中原区の元住吉の区間で国から事業認可を取得。しかし、この元住吉までの計画を鉄道9路線が乗り入れする武蔵小杉に変えたことや、市財政への影響から見直しが図られている。



 現在は「新技術による川崎縦貫鉄道整備推進検討委員会」を置き、蓄電池車両などを使った新しい計画を検討している。

 

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