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さがみはら中央区 スポーツ

公開日:2025.12.18

花園へ導いた師の米寿祝う
ラグビー強豪「台工」OB

  • 松澤元監督(最前列中央)とOB・OGたち

 かつて「神奈川のオールブラックス」と称された強豪・県立相模台工業高校(現・県立神奈川総合産業高校)ラグビー部の卒業生たちが11月23日、恩師・松澤友久元監督の米寿を祝った。およそ120人が相模大野に集まり、思い出話に花を咲かせた。

 相模台工業高校ラグビー部は全国大会(通称「花薗」)で2度優勝した名門。1984年に制作された学園ドラマ「スクール☆ウォーズ」に登場した強敵「相模一高」は、同部がモデルになったと言われている。

 同部を無名校から花園常連校に導いたのが松澤元監督。1971年から94年までの間におよそ500人もの生徒を育てた。

 この日は、同部が花園で初優勝した際のキャプテンで、現在は三菱重工相模原ダイナボアーズの事業統括を務める浦田昇平さんを中心に部歌を歌った。浦田さんは歌の前に「地域の人は今でも『台工』のことを覚えてくれている。OBとして、今も相模原でラグビーに携わる身として、『台工』の名と松澤先生の教えを次の世代に引き継いでいきたい」とあいさつ。また、会を終えて「先生がいかに多くの生徒の人生に影響を与えてこられたか、その歴史と功績の大きさを実感した」と感想を話した。

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