宮前区版 掲載号:2011年8月5日号
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シリーズ・トップインタビュー 第2回 化粧品から新薬へ― 株式会社ナノエッグ 山口葉子代表

 ほうれい線を改善するマリアンナプラス「豊麗」や皮膚再生のための新技術を駆使したスキンケアシリーズ「マリアンナ」…医療目線で作った化粧品が全国的にヒットしている。

 開発から研究、商品化までを手掛けているのが代表取締役社長であり聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターの准教授、山口葉子さんだ。

 「会社設立から6年目。豊麗のヒットもあり、今期は黒字を達成できそう」。

 同社の化粧品は薬を皮膚から投与する新技術の開発途中に、美容に転用できることに気付いて誕生した。 商品開発は「熱意で作っていた」が、すぐに経営と研究のバランスに悩み始める。「品質を重視して良いものを作っていたら経営が逼迫した」と明かす。

 赤字が続き、外資系コンサルティング会社出身者に社長を託した。それでも好転せず、今年2月末に社長職に復帰した。

 「原点に帰ろうと思った。私たち研究者ができることは科学的根拠に基づいた良質な化粧品を作ること」。次でコケたら終わり―そんな思いで開発したのが豊麗だった。「研究を満足にできないことへの焦りから家族やスタッフにあたったこともある。それでもついてきてくれた皆には本当に感謝している」。

上場も視野に新薬の研究に取り組む

 山口さんの本業は、皮膚から薬を投与する技術の開発だ。「誰でも簡単に扱える、皮膚に塗るワクチンを作って世界中の子どもたちを助けたい」。ただ、新たな医薬品の開発には莫大な資金が必要となる。「まずは化粧品で利益を出し、その資金で製薬会社と共同開発をしていきたい」。上場も視野に入れ更なる発展を目指す。

 株式会社ナノエッグ―聖マリアンナ医科大学発のベンチャー企業。06年から同大学とパートナーシップを組み、先端医薬開発の研究や機能性化粧品事業に取り組んでいる。
 

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