戻る

宮前区 社会

公開日:2012.02.03

影向寺薬師三尊
国宝復活へ署名運動
1月現在で5500人

  • 「小泉一郎実行委員長(右)と加藤虔裕事務局長(左)

 川崎に国宝の復活を―戦後まもなく国の重要文化財に「格下げ」指定されていた区内野川にある古刹、影向寺の薬師三尊を国宝に戻そうと、地元有志らが活動を続けている。平成20年に始めた署名活動は1月現在で5500人になった。国宝復活運動実行委員会の小泉一郎実行委員長は「皆さんのお陰。大変ありがたい」と話す。



 実行委員会では陳情に向けた署名目標数を「1万人以上」に設定。現在、同寺縁日や大晦日などの行事でアナウンスはしているが、もっと活動を知ってもらい署名数を増やすため、今後は様々な仕掛けをしていくという。「宮前区や高津区の区民祭で認知活動を行ったり、市民ミュージアムや県立博物館へ仏像を貸し出したり。また、近隣の遺跡や建物と総括し、県の史跡にするという案も出ています」と小泉委員長。



 署名は、影向寺内の寺務所や宝物殿等で受付けている。加藤虔裕事務局長は「薬師様はすべての市民の宝なので、ぜひ国宝復活を」と話し、署名を呼びかけている。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

宮前区 ローカルニュースの新着記事

宮前区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS