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脳神経外科 夏は脳卒中は少ない?冬に多いと聞きました
脳卒中は冬に多いというイメージがありますが、実は夏でも注意が必要です。
冬はお風呂に入る際や急に寒い外に出るなど、気温差により急激に血圧が上がることが原因で、脳卒中の中でも脳出血やクモ膜下出血が起きやすいです。
一方で、夏は大量に汗をかき、脱水症状になりやすいため、血液中の水分が不足し、血栓ができやすくなります。そのため、血管が詰まる脳梗塞が起きやすくなります。
手足の痺れや麻痺、言葉が出にくい、物が二重に見える、激しい頭痛がある、歩行困難などの症状が出たらすぐに救急車を呼びましょう。早期の治療が非常に重要となります。
特に、脳梗塞が起きやすいと言われているのが6月から8月の睡眠中と起床後です。寝る前と起きた後にコップ1杯の水を飲むなど、脱水を防ぐことが脳梗塞の予防にも繋がります。また、合わせて熱中症の予防にもなりますので、夏場は特にこまめな水分補給を心がけましょう。
また、普段から血圧が高い人は特に注意が必要です。高血圧の基準は上が140、下が90です。この基準を超えている人は生活習慣の改善、治療が必要となります。
まずは、塩分を控える、適度な運動を行うなど日頃からできることを始めていきましょう。
後遺症を残さないためにも、早期発見、治療が大切です。気になる症状がある方は一度専門医に相談し、検査を受けてみることをおすすめします。
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4月19日
4月12日