10月12日から13日にかけて上陸し、川崎市内にも甚大な被害をもたらした台風19号。
この日、宮前区では土砂災害警戒区域に避難勧告が発令され、区役所では小中学校20カ所を避難所として開設。延べ480人が避難した。ペット同行避難の相談もあり8カ所で受け入れたが、情報が錯綜し混乱するケースが見られた。
ペットの同伴可否について市は、「各避難所運営会議で検討」とウェブサイト上などで発信している。宮前区役所では今回の台風に関しては基本的に受け入れない方針としていた。
一方で当日、市の防災情報ポータルサイトで緊急情報として掲示された情報内に「ペットを同伴させる場合はゲージに入れて避難場所職員の指示に従ってください」との文言があり、混乱を招いた。区危機管理担当は「表現的にはペット同伴可と捉えられる」と話す。宮前区は、今回の台風に関して個別に避難所に確認して対応したが、直接避難所に問合せ、断られたという声も寄せられている。
区危機管理担当は市との連携不足が要因とし、今後密に情報共有を行って対応していく、としている。ペット同行避難は避難所の状況によっても都度変更があるため、危機管理担当に電話で確認する必要があるという。
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