新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクなどが手に入りにくい状況にあることから、川崎市は3月6日と9日に高齢者施設等に衛生用品を配布した。
配布したのは市が非常時に備えて備蓄していたマスク5万枚と、消毒液600本程度。重症化するリスクが高い高齢者の感染を予防するため、市内約400カ所の高齢者施設等のスタッフ用として提供した。
対象となったのは2月28日付で市が行った不足状況の調査に「不足、または3月31日までに不足する見込み」と回答があった施設。
区内でも対策
宮前区内の高齢者施設では、マスクの着用や消毒を徹底する他、面会者やスタッフの検温、面会者の人数制限など様々な感染対策を行っている。
区内の特別養護老人ホームのスタッフは「災害時用のマスクの備蓄はあるが、1カ月後には不足が予測される」として市からの配布を受けた。
現在、同施設では「今後の状況が読めず長期化することも考えられる」として、マスクにガーゼをつけてスタッフに配布。ガーゼを替えて使いまわす工夫をしているという。
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