川崎市
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4月19日
宮前第5地区民生委員児童委員協議会(小谷田實会長)はこのほど、担当エリア内の一人暮らしの高齢者や関係団体に、毛糸の手編み靴下約100足をプレゼントした。コロナで活動制限のあった民生委員の活動の中、顔を合わすきっかけにもなった。
同会はコロナ下で2月以降活動が制限され、担当エリアの高齢者らとなかなか顔を合わすことができずにいた。地区社協が行っている食事会だけでなく、例年開催しているクリスマス会もできないことから、靴下をプレゼントすることになった。靴下には「少し早いクリスマスプレゼント。会える日を楽しみに」という手紙と共に、担当する民生委員の名前と連絡先が添えられた。
11月に民生委員ら有志が靴下をラッピング。12月6日の会合時に、それぞれの担当エリア分の靴下が配布され、担当者が配りに回った。受け取った高齢者は「暖かくて良いのよ、ありがとう」と、会長宅にお礼を伝えに訪れる人もいたという。
入院がきっかけ
小谷田会長の妻・ふさ子さんは、2年ほど前に大腿骨を骨折し入院することになった。その際、時間に余裕があったことから、元来手先の器用なふさ子さんが手網靴下を作成。プレゼントしたところ大変喜ばれ、自粛期間中もコツコツと作り貯めた。社会福祉協議会などに持ち寄られた毛糸を材料に、約1年掛けて100足超を編み上げたものが、今回のプレゼントにつながった。
「厚意が巡りめぐった。対面できていなかった高齢者も、顔を見るだけで元気になるし、安否確認もできた」と小谷田会長。ふさ子さんは「女性は特に冷えるから。暖かくして喜んでもらえたら」と話した。
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4月19日
4月12日