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公開日:2026.02.20
犬蔵小
暗闇で避難所開設訓練
地域住民らが初めて
いつ襲ってくるか分からない災害に備えようと、「犬蔵小学校避難所運営会議」は2月12日夜、同校で避難所開設訓練を行った。夜間の訓練は初めて。川崎市直下を震源とするマグニチュード7・3の大規模地震を想定し、電力などのライフラインが途絶している想定で暗闇での対応や課題を洗い出した。
当日は同会議に所属する各自治会の自主防犯組織や犬蔵小の関係者、行政の担当者ら50人が参加。午後6時30分の開始に合わせ、参加者は自前のランタンや懐中電灯、ヘッドライトなどを手に集合した。
訓練は区担当者の指導のもと、「総務」「情報広報」「救護」「環境衛生」「食料物資」の5つの班に分かれて実施。備蓄倉庫にある「避難所開設キット」の手順に沿って進められた。
総務班が真っ暗な体育館に入り、本部の設置や施設の安全確認を行う一方で、情報広報班は掲示板や特設公衆電話の設置。救護班は救急箱の用意、簡易ベッドやパーティションテントの組み立てを行い、環境衛生班は仮設トイレの設置、食料物資班はバルーンライトや非常用電源の確保に当たった。
同会議は防災意識が高く、約27年間にわたり、毎年秋に日中の訓練を継続している。初の試みとなった夜間訓練に対し、参加者らは「暗いと緊張感がある」と、真剣に取り組む姿が見られた。
同会議の持田忠男委員長は訓練を振り返り「初めて夜の訓練を行ったが、暗闇の中では明かりの確保が一番優先だと実感した」といい、「経験することが大切。今後もたくさんの人に夜間の訓練を体験してもらえるように、活動していきたい」と話した。
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