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宮前区 社会

公開日:2021.07.30

市社協
新会長に浮岳堯仁(ぎょうにん)さん
「忘己利他の精神で」

  • モットーとする言葉の前で決意を述べる浮岳さん

 川崎市の地域住民、諸団体、ボランティアなどの参加と行政の協力を得て「ふくしのまちづくり」を目指す川崎市社会福祉協議会の理事会が開かれ、6月30日付で新会長に浮岳堯仁さん(78)が就任した。任期は2年。



 浮岳さんは1965年から川崎市職員として、民生局(現在の健康福祉局)で民生委員児童委員協議会などの福祉に関連する業務に従事。市職員を退職後も、民生委員児童委員協議会会長などを歴任し、2012年からは宮前区社会福祉協議会会長として、ボランテイア精神の普及に尽力してきた。



 こうした長年の取り組みが評価され、各区社協会長などで構成された理事会で選出された。



 浮岳さんは「市職員として仕事をしてきたことは、今の協議会運営に大きな影響を与えている」と話す。さらに「福祉の分野は児童や介護など幅広い。一人一人の立場に立って考えることを大切に、活動に取り組みたい」と抱負を語る。



 浮岳さんは馬絹にある泉福寺の住職を30年以上務める。浮岳さんによると、住職の仕事と福祉の取り組みは通ずるものがあるという。「自分の持つ力を他の人に捧げる気持ちを大切に会長の仕事を真摯に進めていきたい」と笑顔で意気込みを語る。人のために働く奉仕精神を表し、ボランティアや福祉に通ずるため大切にしている「忘己利他」の気持ちで会長業務に邁進する。

 

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