富士見台ウルフ少年野球クラブの監督を務める 中村 幸二さん 馬絹在住 64歳
反省と挑戦を大切に
○…前身の「土橋ウルフ」から数えると40年以上続く伝統あるチームで指揮を執り、今年で5年目。区大会優勝や県3位など、数多くの大会で好成績を収めてきた。チーム作りで意識するのは基本を大切にすること。今日も野球の面白さを伝えるべく、熱き心で子どもたちに向き合う。「少年野球は気持ちが大事。ピンチの時に、力を発揮できる子を育てたいね」とハツラツとした表情で答える。
○…大阪府出身。「子ども会のソフトボールチームに入ると、練習後にお菓子を貰えるから」という理由で始めた球技の道。中学校に上がり本格的に野球にのめり込んだ。高校卒業後は野球推薦で大阪学院大学に進学。就職後も草野球チームでボールを追いかける日が続いた。「考えることが多いスポーツという点が魅力。野球から色々と学んだよ」と振り返る。
○…商社に勤め、海外とのやり取りを行うこともあった社会人時代。心酔したのはゴルフ。週末には会社の同僚と交流に出かけた。「ゴルフも野球も戦略が重要。他のスポーツと比べて、この2つにとても魅力を感じる」と話す。「反省しても後悔するな」が人生訓。部員たちにも挑戦を続けることの大切さを投げかける。「くよくよしても仕方ない。前向きの気持ちを大切に生きている」と理念を持って行動する。
○…18年前に宮前区に移住後、息子の入部をきっかけに関わり始めた少年野球。今後について「野球以外の事でもさまざまな挑戦をしてみたい」とチャレンジ精神を忘れない。明日から始まる市大会。目標は優勝だ。「ただ楽しいだけでなく、野球を通してたくさんの事を考えて学び取って欲しい」と子どもたちへの思いを語った。
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4月26日
4月19日