宮前区 教育
公開日:2023.07.21
食から考えるSDGs
向丘小6年生が学習
向丘小学校(大曽根実校長)で7月12日、食育とSDGs(持続可能な開発目標)に関する6年生の授業が行われた。
同校6年生は、総合的な学習の時間でSDGsについて扱い、各目標について調べ学習を行ってきた。今回は、児童に身近な話題として、給食の残食を減らすことがSDGsの達成につながることをテーマに設定。市内の教員が見学する授業公開として行われた。
まずは担任教員が資料を見せながら、児童は学校給食や家庭で発生する「食品ロス」について確認したほか、食事には健康やコミュニケーションとしての側面があることを学習。さらに、インタビュー映像や発言を通じ、給食が提供されるまでに生産者や運送者、調理者らの手を渡っていることや、関連するSDGsについて学んだ。
栄養教諭は、代替肉の大豆ミートを紹介。気候変動対策や貧困対策になるなど、食材を選ぶこともSDGsの達成につながることが示された。10月には大豆ミートを使用した給食を提供予定だという。
最後は、児童が取り組みを目指す「めあて」を発表。「嫌いな食材が出たときも、好きだと思って食べる」「農家の人がつくってくれることや、親が料理してくれることにありがたみを持って『いただきます』としっかり言って食べたい」などを宣言した。
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