今春から宮前スポーツセンターの館長を務める 阿部 友樹さん 宮前区在勤 33歳
元気に自分のカラーを
○…2年前から宮前スポーツセンターに勤務し、この春館長に。ひと月に約2万人が利用する館内を「子どもから大人まで『また来たい』と思ってもらえるようにしたい」と意気込む。所属以来、ワンコインで室内競技等を体験できるスポーツパークや、スポーツの日の企画を担当し、やりがいを感じてきた。「区民の皆さんの要望にも応えつつ、こちら側発信でも楽しさを伝えられたら」と気合いが入る。
○…サッカーにはじまりスポーツ漬けの人生。高校ではフットサルとバスケの「二刀流」で汗を流した。大学を卒業し幼児体操を教える道へ。きっかけは中学の職業体験で幼稚園を訪れたことだった。体操やサッカーを子どもたちに教える中、運動を苦手とする子どもに教える難しさに直面した。「自分は運動が得意な分、どういう伝え方がいいか、どんな遊びからもっていくか。飽きさせず楽しく思えるよう工夫した」と振り返る。
○…仕事の信条は元気よく、大きな声であいさつすること。「スタッフ、アルバイトもしっかりしていて、利用者様との距離も近い。土地柄もあるのか良い仲間に囲まれている」という環境で、「押し付けたりせず先頭に立っていたい」という責任感は団体競技を長くやってきたからこそ。休みの日は体と頭を休めつつ「妻の許可が出ればフットサルに」と、にかっと笑ってみせる。
○…館長業と並行し指導を続ける。館内で子どもたちが「阿部先生」と声をかけてくれるのがうれしい瞬間だ。特に子どもに関しては「野球だけサッカーだけと限定せず、いろんな競技に触れて、いろんなことに生かしてほしい」と熱い。今後は「例年一緒ではおもしろくない。自分のカラーも出して、宮スポを盛り上げていきたい」。
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2月7日
1月31日