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宮前区 社会

公開日:2025.08.01

帯状疱疹の予防接種
宮前区医師会会長 中田雅弘

 子どもの時にかかることの多い水ぼうそうの原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスは、治った後も体内に潜伏し、免疫力が低下すると、再び活性化し帯状疱疹を発症し、発疹や水ぶくれ、痛みなどを引き起こします。

 今年の4月1日から川崎市では帯状疱疹ワクチン接種への助成が始まりました。65歳以上で5歳ごとの年度年齢の方を対象に接種券が配布されています。使用ワクチンは2種類あります。子どもの予防接種に使用している生ワクチンと帯状疱疹用の組換えワクチンです。自己負担額・接種回数は生ワクチンで4千円・1回、組換えワクチンで1万円・2回になります。今までに打ったことや罹ったことがあっても接種できます。接種後1年での予防効果は生ワクチン6割、組換えワクチン9割との報告があります。ただし組換えワクチンは筋肉注射のため痛みを感じる人が多いことが難点です。積極的に予防接種をしましょう。

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