宮前区 スポーツトップニュース
公開日:2025.08.01
男子陸上400m
田崎さん(野川中3年)が全国へ
県予選で標準記録突破
野川中学3年の田崎瑛大さんが7月6日、三ツ沢公園陸上競技場(横浜市)で行われた「第38回神奈川県中学校選抜陸上競技大会」の男子400m予選で、全国大会参加標準記録(51秒40)を上回る50秒63を記録した。2月末のけがを乗り越え、全国大会の出場を決めた。
全国大会の切符をかけた県大会は、順位よりも標準記録突破に重きを置いて臨んだ。猛暑の中で体力が落ちることを見込んで、「1本目となる予選に勝負をかける作戦だった」という。
田崎さんは自身の走りを「ラスト100mの粘りが強み」と分析する。予選レースでも持ち前の粘りの走りを見せ50秒63の記録でゴール。念願だった全国大会の出場を決めた。
100mは11秒台
田崎さんは、小学6年生から中学1年生のころまで成長痛で思うように走れなかった。陸上部顧問の藤田健祐教諭は「当初は100mの選手だったが、走るたびにけがをしていたので、負荷が少ない400mに転向させた」と振り返る。すると昨秋の大会で、神奈川県の強化指定選手の標準記録を上回る54秒69を記録するなど、メキメキと実力をつけていった。短距離を担当する顧問の須田真子教諭は「100mのタイムも11秒59まで伸びた。1月には全国大会を狙えると感じていた」という。
けがにも負けず
しかし今年2月末に、不注意から足の小指を骨折。復帰明けの4月の大会は55秒台に終わった。ここから「どうしても全国大会に行きたい」と闘志に火が付き、全体練習後に中学校の前にある長い坂道を走って鍛え上げたことも奏功した。
いよいよ8月17日〜21日に沖縄県で開催される「第52回全日本中学校陸上競技選手権大会」が迫ってきた。憧れの舞台に向けて、田崎さんは「恐れず前半から突っ込んで全力を出し切りたい」と抱負を述べた。
ピックアップ
意見広告・議会報告
宮前区 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











