宮前区 社会
公開日:2025.09.12
アートで宮前区を活性化
車座集会で意見交換
川崎市が市内各区で実施している車座集会が9月6日、宮前区役所2階ロビーで開かれた。76回目となる今回は「アートでつながる宮前区」をテーマに福田紀彦市長と齋藤正孝宮前区長が、アーティストら13人と直接対話を行った。
アートの可能性やアートと地域をマッチングさせる仕組みづくりについて意見交換が行われた。美術家の京森康平さんは「街中でアートを見ることができることは豊かなこと」と、日常にアートを取り入れる大切さを述べた。また、認定NPO法人キッズアートプロジェクト理事長の渡邊嘉行さんは「あるものにアートを足すことで、ポジティブな気持ちになる」と、アートの持つ力を語った。その他、参加者からは、それぞれの仕事や立場で多くの意見が語られた。
集会を終え、福田市長は「次に進めていくための大きな一歩となる場だった。いろいろな取り組みをする中で、宮前区って面白いな、住んでみたいなと思うような取り組みが生まれてきそう」と期待を寄せた。齋藤区長は「まずはやってみることが大切。いくつか出てくれば、点が線となってつながっていく。一緒に考えていきたい」と語った。
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