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公開日:2025.09.12

小学生女子ソフト
有馬ドリームズが関東V
選手・指導者一丸で

  • 優勝を喜ぶメンバー

 少女ソフトボールチーム・有馬ドリームズが8月30、31日に、小田原市内で開催された「第42回関東小学生男女ソフトボール大会(女子の部)」で初優勝を果たした。大会を通じて打率5割に迫る強力打線で圧倒し、関東のタイトルを手に入れた。

 第1試合は、栃木県代表の優勝候補との対戦となった。大柄な右バッターが並ぶ打線に対し、コーチ陣はセオリーとは反対のインコース攻めを支持。これが奏功して5対3のシーソーゲームを制した。勢いに乗ったチームは、2回戦を12対0、準決勝を17対3、そして決勝戦も11対4で打ち勝って優勝した。

 12打数9安打と気を吐いたキャプテンの高橋芽生さん(南野川小6年)は「県大会は残念な成績だったので、絶対優勝したかった。試合展開が悪いときに声をかけることを心掛けた」と話した。

 コーチを経て3年前から指揮を執る野村一仁監督は、現チームを「足の速い選手が多く、期待感のあるチーム」と評する。先の大会で全国出場の夢は途切れたものの、関東大会優勝に照準を合わせて試合に臨んだという。

 有馬町会こども会に所属する同チームは、約40年前に創部。これまでは関東大会3位が最高成績だった。今シーズンは、西有馬小や有馬小などの小学2年生から6年生までの13人が、西有馬小や有馬中央公園で練習に励む。同公園ではバットによる練習が禁止されており、思うように練習できない。ハンデを乗り越えるため、12人の指導者たちはバッテリーに対戦相手に合わせた配給を指示。バントなどの小技をからめた打撃スタイルも磨いてきた。野村監督は「来シーズンもエースが残るので、全国大会出場を目指したい」と抱負を述べた。

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