宮前区 文化
公開日:2026.01.09
丙午、60年前の川崎は
人口86万人、発展への胎動
2026年の干支は「午」。十干十二支の組み合わせで60年に一度の丙午(ひのえうま)にあたる年でもある。60年前の1966(昭和41)年の川崎を振り返った。
現在、川崎市の人口は約155万人と政令市6番目の規模を誇るが、60年前の人口は86万8人(1月1日時点)。当時の川崎市長は金刺不二太郎氏で、市議会議長は田島信雄氏、副議長は久保木章氏が務めた。交通網が整備され、京浜川崎駅(現京急川崎駅)の京急本線が高架線となり、東急田園都市線は溝の口から長津田(横浜市)まで延伸された。この年、市は「花いっぱい運動」を展開。市のアーカイブ映像では「花と緑でまちを飾ろう」を合言葉に、工場エリアで植樹帯を整備したり、地域住民が緑をいっぱいにする取り組みのようすが紹介されている。
「丙午に生まれた女性は気性が激しく、夫の命を縮める」との根拠のない迷信により、前回は出生数が激減。全国の出生数は136万人で前年比で約46万人、翌年に比べると約57万少なかった。川崎市も同様で、この年の出生数は1万6280人、前年比で4645人、翌年と比べても6456人少なかった。
「活気のある年に」
もっとも、丙午には「情熱的・行動的」との意味合いもある。60年前は「いざなぎ景気」と呼ばれる高度経済成長の途上にあった。それにあやかり、地域からは「活気のある年になってもらいたい」との期待の声も聞かれる。
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