宮前区 トップニュース文化
公開日:2026.01.30
向丘小6年生
本物の能を体験
伝統文化の重み肌で
向丘小学校のアリーナで1月23日、6年生106人を対象とした伝統芸能「能」の体験授業が行われた。観世流シテ方能楽師で重要無形文化財総合指定能楽保持者の鵜澤久さんと光さん親子が講師に招かれ、児童たちは基本的な所作や謡に挑戦した。
能の出前授業は、社会の授業で室町時代、国語の授業で狂言を学んでいる同校の6年生を対象に企画された。児童たちが日本の伝統文化に対する深い理解と豊かな情操を育むことを目的とした。講師には、約35年前から毎年、川崎市文化財団主催の「夏休み能楽鑑賞教室」で指導し、市文化賞を受賞している鵜澤親子が招かれた。
700年続く世界一つの舞台芸術
鵜澤さんは「能は、700年間演じ続けられている世界に一つだけの舞台芸術。一生に一度は触れてもらいたい」と話す。かつて存在した2000曲以上のうち、現代では約230曲が「現行曲」として定着。『神』『男』『女』『狂』『鬼』の5つに分類されているという。授業では、こうした能の背景や歴史などが解説されたほか、普段は目にすることのできない本物の装束や面といった道具の説明が行われ、児童たちはその美しさに熱心に見入っていた。
体験の時間では、親子能楽師から直接、『羽衣』の謡や型(所作)といった基本動作の指導を受けた。実際に棒を持つ役を演じるチャンスを得て立候補したという堀航晴さんは、「精一杯やり、難しい部分は上手くできないこともあったが、楽しく取り組むことができて、体験して本当によかった」と一流の芸に触れた喜びを語った。
秋山直子校長は「伝統芸能を肌で感じられる貴重な機会となった。多くのことを学んでほしい」と期待を寄せた。
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