特集 変わる二子玉川 駅直結の大型ショッピングセンターや飲食店が17日オープン
二子玉川エリアが今月17日(木)、大きな変貌を遂げる。駅改札を出てすぐの西側には42の専門店を有する「二子玉川ライズ・Dogwood Plaza(ドッグウッドプラザ)」が、東側には全157店舗の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」がグランドオープンし、街全体の活性化が期待されている。
二子玉川は2005年より東地区の11・2ヘクタールを再開発エリアとして位置付け、3つの街区に分けて計画が進められてきた。民間再開発の敷地面積としては日本でも有数の規模を誇る。高層マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」(III街区)はすでに昨年竣工を迎え、今回開業するのは、街の顔とも言える駅改札から直結のショッピングエリア(I-a、I-bと鉄道街区)。
ユニクロやロフトがエリア初出店
駅改札を出てすぐ西側のI-a街区には、商業施設「二子玉川ライズ・Dogwood Plaza」(ナトー・コーポレーション(株)、東神開発(株)の共同運営)が開業する。再開発に伴い同店舗(1987年オープン)は2007年に一度閉店したが、今回親しまれた同じ名称で生まれ変わることとなる。地上8階、延床面積1万4000平方メートル。レストラン11店舗、カフェ3店舗、物販27店舗、ビューティ1店舗の専門店で構成される。
新スタイルの「スターバックスコーヒー」、エリア初出店となる「ユニクロ」や「ロフト」のほか、二子玉川の名店が新業態で出店するなど新旧店舗の共演が楽しめる。地下通路で玉川・高島屋S・Cと直結しているため、道路を横断する必要なく買物が楽しめるのも魅力。
大型食料品フロアが誕生
東側のI-b街区には「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」(東京急行電鉄(株)、東急不動産(株)の共同事業)がオープンする。20代後半から30代後半の女性を主な対象とし、生活に彩りを提供するファッション、雑貨、飲食店、カルチャー施設など3館157店舗で構成される。
注目は3館が1フロアで繋がった地下1階。東急百貨店が展開する「東急フードショー」と、東急ストアによる「東急ストア」が出店し、店舗面積が約6000平方メートルにわたるエリア最大級の食料品フロアが誕生するという。駐車場は約800台。
二子玉川エリアに通勤する女性は「17日の開業が楽しみ。二子玉川だけではなく周辺の地域の人たちも買い物に足を運ぶと思うので、街の活気や人の動きが変わるのでは」と期待を寄せている。
グランドオープン当日の17日には二子玉川ライズ・ガレリアでテープカットセレモニーが、開業後2週に渡ってはワークショップやパフォーマンスなどの開業イベントが予定されている。
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4月26日