高津区版

コラムの記事一覧

  • 高津物語

    連載第一〇六二回「藤江染物店」

    高津物語

     藤江染物工場は、関東大震災で東京の工場が潰れ、東京から移ってきた。 更庄、更慶捺染物工場は昭和10年頃にできた。...(続きを読む)

  • 高津物語

    連第一〇六一回「紺屋のこと」

    高津物語

     「紺屋」の歴史は古い。高津区では、戦後に殆どの「紺屋」がクリーニング業に変わってしまったために「紺屋」と判らない現状にあるのだが、今夏「ミューラボ」(代表・江...(続きを読む)

  • 高津物語

    連第一〇六〇回「半天」

    高津物語

     大山街道溝口は古い。古くからある各店舗は、いろいろと工夫をこらして、店の宣伝に努めたが、全く忘れられた物に半天がある。半天は正式に半纏と書き羽織に似て襟の折返...(続きを読む)

  • 高津物語

    連第一〇五九回「上の紺屋」

    高津物語

     八月の暑い盛り、私は染色の話をした。その時、大山街道「上の紺屋」の話をしなかった後悔が後を引き、申し訳なく思う。 上の紺屋は伊藤染色店...(続きを読む)

  • 高津物語

    連第一〇五八回「大山街道溝口歩き」

    高津物語

     大山街道溝口は、古い街である。古くからある各店舗は、いろいろと工夫をこらして、店舗を造ったが、街道からの距離や街道との屋根の張り具合等、現代の建築基準に合致し...(続きを読む)

  • 高津物語

    連第一〇五七回「二子新地の誕生」

    高津物語

     大正一四年七月に「二子橋」ができた。長さ四四〇米、脚橋二三基である。 玉川電車が二子橋を通って溝口まで来ると、東京側の岸辺には料亭が立...(続きを読む)

  • 高津物語

    連第一〇五六回「真夏の夢」

    高津物語

     今年は殊の外に暑い。若かった私達は耐暑訓練と称して、「高津区民祭」を創始した。当時の私は世代の半ばで、暑さなど問題にしなかった。というよりは、問題にする程の暑...(続きを読む)

  • 高津物語

    連第一〇五五回「猛暑に思う」

    高津物語

     「高津物語」のおかげで『ラジオ深夜便』に出演させていただき、続いて同名雑誌七月号に一文を書かせていただいた。 結果、全国から高津を懐か...(続きを読む)

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    連第一〇五四回「夏の思い出」

    高津物語

     いや、暑いです。本当に暑い夏ですね。もしかすると、私の八一年の人生の中で一番暑い夏かもしれないと思う位だ。 昔の夏で暑かった記憶が残っ...(続きを読む)

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    連第一〇五三回「賑わった大山街道溝口」

    高津物語

     一九一〇年代の溝口の変貌の中心をなしたのが、一九二五(大正一四)年の二子橋架橋だった。 その頃の大山街道溝口宿では蚕から繭をより分ける...(続きを読む)

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    連第一〇五二回「1910年代の時代状況」

    高津物語

     明治四〇(一九〇七)年の多摩川大洪水ほど高津町に大きな衝撃を与えた洪水はなかったと言える。この洪水を契機として、多摩川沿岸の東京府各町村長地主総代再三三名と神...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇五一回「ラジオ深夜便に出演」

    高津物語

     タウンニュース『高津区版に連載を始めたのは、私が六十歳になる平成八年五月二三日、高津区版創刊と同時のことだった。 元来、書くことは嫌い...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇五〇回「高津物語」

    高津物語

     「二子」の地名は『川崎の地名』では二子塚の辺りに開けた記述があるが、本来は、川向うと当地と双子の様に仲良しの地だった。 大正十四年七月...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇四八回「高津の転換期」

    高津物語

     高津町が大きく、日本史の転換期に登場してくるのは、皮肉にも、明治四三年(一九一〇)年であった。『高津物語』が、読者諸氏の熱烈な声援にも拘らず、明治末年から大正...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇四八回「高津の知った」

    高津物語

     大東京市と高津町との歴然とした格差を二子玉川と二子の料亭、料理屋の変遷で格差を見る。 川崎側の旅館といえば旅館兼料理屋の亀屋だけだった...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇四八回「二子の懐古」

    高津物語

     多摩川の二子の渡しを渡ると、二子の亀屋があった。 元禄初(一六八八)年の開業といわれる。簡単に元禄初年などと言っているが、松尾芭蕉が「...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇四七回「梶ヶ谷を歩く」

    高津物語

     高津のまちに生まれ育って、八二年目を迎えた油断があり、今現在の「まちの様子」を知らない、判らないことが多すぎることを知らされた。他でもない、まち歩きに参加して...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇四六回「高津物語22年」

    高津物語

     一九九六年(平成八年)五月二三日高津区版創刊と同時に連載を開始して今年五月で満二十二年目を送々、連載は間もなく一〇五〇回を迎えることになる。...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇四五回「連休に兄二人を想う」

    高津物語

     兄二人が死んで今はもう居なくなり、私一人が生き残ることになるとは、夢にも想像がつかなかった。 その頃のわが家は鈴木農園といって、温室が...(続きを読む)

  • 高津物語

    宮前区・高津区特別編

    高津物語

    「異色画家・青木繁」

     書架を整理する際に、雑誌『方寸』の帙(ちつ)(和本の損傷を防ぐため厚紙に布をはって書物全体を包む覆)の第十巻最後巻に『青木繁追悼号』が出てきて感嘆してしまった...(続きを読む)

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    連載第一〇四三回「文化の殿堂オープン」

    高津物語

     大山街道溝口の高層ビル化に辟易していたところ、「nokutica」という「溝の口から始める」をテーマに「90年間朝から晩まで毎日、動き続ける溝の口に寄り添って...(続きを読む)

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    連載第一〇四二回「石敢當の由来」

    高津物語

     川崎駅前の石敢當の記事を見て『石敢當の歴史起源と変遷』(徳島文理大紀要)と「県外の石敢當分布」(平成九年二月現在)全国五一ヶ所の石敢當所在地一覧をお送りいただ...(続きを読む)

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    連載第一〇四一回「ラジオ深夜便の反響」

    高津物語

     先日の『ラジオ深夜便』の放送を聞いた城谷護さんからお手紙を頂いたのでご紹介したい。 「三月二二日の放送拝聴しました。本当にいいお話で感...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇四〇回「ラジオ深夜便」

    高津物語

     今年一月二九日、一通の手紙が高津区文化協会の事務局に届いた。差出人はNHKのラジオ深夜便を担当するアナウンサーの川野一宇氏で、同番組の「歴史に親しむ」コーナー...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇三九回 「せきかんとう」【2】

    高津物語

     (前号から続く)この苦窮を知った川崎市は「宮古島台風災害救援」に取組み、市民の協力で約360万円(当時の為替レートで1万ドル)の募金が集まり、宮古島に届けた。...(続きを読む)

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    連載第一〇三八回 「せきかんとう」【1】

    高津物語

     「せきかんとう」をご存知だろうか。  『広辞苑』には「沖縄や九州南部で、道路のつきあたりや門・橋などに「石敢当」の三字...(続きを読む)

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    連載第一〇三七回 「高津区の景観とまちおこし」

    高津物語

     高津町がまちの景観を整えるのは、皮肉にも高津警察署が府中県道沿いの旧溝口四一番地、現在の場所に移転した後のことだったと思っている。太平洋戦争末期、第一次強制疎...(続きを読む)

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    連載第一〇三六回 「岡本かの子と老妓」

    高津物語

     「年々に、わが悲しみは深くして、いよよ華やぐいのちなりけり」―この歌は岡本かの子晩年の小説『老妓妙』の主人公はもとより、そのままかの子の心境を端的に表している...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇三五回 「多摩川と岡本太郎」

    高津物語

     高津地区の近代化は明治四〇年と明治四三年の二回にわたる多摩川大洪水に起因する。瀬戸内晴美の東京女子大学の卒業論文『かの子繚乱』がこの大洪水に遭遇した一平、かの...(続きを読む)

  • 高津物語

    連載第一〇三四回 「二子新地誕生」

    高津物語

     大正一四(一九二五)年七月多摩川に二子橋が架かり、二年後の昭和二年七月一五日玉川電気鉄道が溝ノ口まで乗り入れ営業を開始した。東京側の岸辺には料亭が立ち並び、屋...(続きを読む)

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