高津区 意見広告
公開日:2025.12.19
市政報告vol.029
川崎市民プラザ終了後の新たな施設整備について
あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員 岩田ひでたか
【1】令和8年度末で利用終了へ
市民プラザは1979年(昭和54年)の開館から46年が経過し、施設の老朽化や耐震性が課題となっていました。当初、市は大規模修繕を検討していましたが、多額の費用が見込まれることから、令和8年度末での利用終了と新たな施設整備の検討を決定しました。
【2】公共施設の再編整備
いま全国の自治体では、公共施設の再編整備は重要な課題となっています。過去に建設された公共施設が大量に更新期を迎える一方、厳しい財政状況や人口減少により、施設の利用ニーズが変化しているからです。
【3】基本的な考え方
11月13日の文教委員会で、市より「市民プラザの施設整備の基本的な考え方」が示されました。川崎市もふるさと納税の影響による厳しい財政状況や少子高齢化など、再編整備には多くの課題を抱えています。
その上で市は「市民プラザが果たしてきた役割や機能、近隣公共施設や地域状況を踏まえ、時代に即した社会課題に柔軟に対応する新たな施設整備を進める」としました。
今後はワークショップ等で幅広く市民意見を聴取する予定です。
【4】プラスαの挑戦を
確かに多くの課題はありますが、それを理由に”無難でありきたりな施設”で終わらせるべきではありません。過疎化が深刻な自治体では、公共施設でアニメフェスやコスプレイベントを開催するなど、新たな挑戦をしています。
市民プラザは約50年間、地域の社会・文化・経済を支えてきました。新たな施設には人を集める力があります。次の50年に向けて、必要な機能に加え、地域を活性化させる「プラスα」の挑戦が必要であると、委員会で提言しました。
岩田ひでたか
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TEL:050-3479-9169
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- 委員会動画はこちらを参照
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