川崎市議会健康福祉委員会は今月7日、障害のある青年たちの学校卒業後の夕方支援と受け入れ先の充実を求める請願を趣旨採択した。
請願は田島支援学校に子どもを通わせていた保護者らでつくる「障がい者の夕方支援を考える会」が9月1日付で提出。障害者の夕方支援をめぐっては、高校生以下の障害者は午後6時頃まで家庭以外の場で過ごすことができる一方、高校を卒業し生活介護施設等に通うようになると、午後3時半頃には帰宅するようになり、仕事を辞めざるを得ない保護者もいるという。請願では通所施設への延長助成を求めるとともに、日中一時支援事業の減算見直しやヘルパー報酬の見直しを求めていた。
趣旨採択は趣旨のみを採択するもの。伊東悦子代表は「市側は国に要望を出して行く方針を示してくれたことはありがたい。少し前進したが、保護者にとっては待ったなしの問題。引き続き実現に向けて取り組んでいきたい」と語った。
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