戻る

高津区 教育

公開日:2019.03.01

上作延最勝会
昭和初期の体験継承
地元小学生が昔を学ぶ

  • 児童たちは真剣にメモした

 上作延最勝会(籾山次郎会長)のメンバーによる課外授業「昔の話」が2月18日、上作延小学校で行われた。同小の3年生117人が参加し、少人数のグループに分かれて授業を聞き入った。

 当日は、最勝会のメンバー11人が講師として招かれ児童の質問に回答。戦争体験や当時の遊びなどの質問が出る中、「昔の恋愛事情を教えてほしい」とのユニークな内容も。メンバーらは照れながらも青春時代の恋話を披露した。

 昔の話は同小から「子どもたちに正しい歴史を教えてほしい」との依頼があり8年前から行われている。当初は壇上で戦争体験などを伝える授業形態だったが、児童が能動的に学べるようにと5年前から現在のやり方に変えた。児童の1人、露木菜七さん(9)は「想像以上に今と昔では生活様式が大きく違い勉強になった」と笑顔で話した。

 籾山会長(79)は「昭和初期のことを語り継げる人が少なくなってきている。子どもたちの学習に少しでも役に立てれば」と授業を振り返った。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

高津区 ローカルニュースの新着記事

高津区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS