久地・宇奈根地区の中小メーカーで結成する川崎北工業会(上松義典会長)が6月8日、地域住民にものづくりの面白さなどを知ってもらう「オープンファクトリー」を開催した。当日は同会に加盟する20社が工場を開放。近隣住民150人以上が参加し、工場内部のレアな様子を見学した。
参加企業の1つ、病院などで使用されている液面計測器を製造する(株)和興計測は、超音波を使ってスイッチが反応する仕組みなどを解説。センサーに手をかざすとスイッチが光り、体験した子どもたちは驚いた表情で青と緑のスイッチを見つめた。
今回が初参加となった電子制御会社の(株)工苑は、船舶の揺れを低減する制御装置などの搭乗体験会を実施。親子で参加した、持田琉翔君(高津小3年)は「初めて見る機械ばかりで興奮した。ものづくりの楽しさを間近で学べてよかった」と笑顔で話した。
オープンファクトリー実行委員長の長井清さんはイベント終え「年々、参加者が増えている。地域との交流を深めるためにも今後も取り組んでいきたい」と振り返った。
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