神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2019年11月1日 エリアトップへ

台風19号高津区 排水管地域で36ヘクタール浸水 建物損壊は600件超え

社会

公開:2019年11月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
諏訪排水樋管の想定浸水面積
諏訪排水樋管の想定浸水面積

 川崎市は10月23日、台風19号による市内排水樋管周辺地域の浸水被害を発表した。

 これによると、区内の想定浸水面積は36ヘクタール(平瀬川と多摩川の合流地域は除く)。宇奈根(22ヘクタール)、二子(1ヘクタール)、諏訪(13ヘクタール)の区内排水樋管全3カ所の地域で浸水被害が発生していた。また、諏訪の排水樋管周辺は水深が最も深く、2メートルに達した地点もあった。

 市によると、排水樋管周辺の浸水原因は「調査中」としているが、「河川の逆流が起きたと考えている」という。市は今後、住民説明会の開催を予定している。

 樋管桶管は、雨水を多摩川に排水するために設けられている。台風19号では市内浸水被害地域の大部分は排水樋管のある地域で発生している。

り災証明850件

 市によると、被災者が建物被害などで公的支援を受けるために必要なり災証明の申請件数は2151件(10月28日現在)。このうち高津区は850件だった。区の担当者によると、申請件数には、自動車水没など家屋以外の被害も含まれている。

 また市は、建物被害の認定調査を、被害の大きい地域で先行で実施。

 区内では、宇奈根、久地2丁目、溝口6丁目、二子1丁目、瀬田、諏訪1丁目、諏訪2丁目、北見方2丁目、下野毛3丁目(すべて一部地域)の1247件の調査を行った(10月17日から27日分)。これによると、確認できた被害で最も多かったのは、一部損壊(準半壊)312件。一部損壊(10%未満)186件、半壊132件、大規模半壊3件、全壊22件だった。

高津区版のローカルニュース最新6

市制100周年に相応しく、盛会

【Web限定記事】

市制100周年に相応しく、盛会

高津区子ども会連合会が総会

4月26日

魅せた「造園作家の心意気」

【Web限定記事】

魅せた「造園作家の心意気」

イベントで溝口エリアの緑化を後押し

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

「写真供養」、今年も6月に

川崎写真師会

「写真供養」、今年も6月に

実施概要決まる

4月25日

リニューアル、進捗を公開

東名高速多摩川橋

リニューアル、進捗を公開

工事の概要、一般PRも

4月25日

優勝の喜び、再び噛みしめ

富士通レッドウェーブ

優勝の喜び、再び噛みしめ

JR川崎駅そばで「報告会」

4月25日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook