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「音楽のまち」から、世界へ かわさきピアノコンクール 2年目が始動

文化

掲載号:2022年5月13日号

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上原さん(左)と宮川さん
上原さん(左)と宮川さん

 NHKラジオ「弾き語りフォーユー」のパーソナリティ等で活躍するピアニストの小原孝さん(高津区下作延)らが審査員を務める音楽コンクールの予選が5月1日から始まった。「全国規模のコンクールを川崎に!」。関係者のそんな願いが詰まったこの企画。詳細は―?

地域の想いが結実

 「『音楽のまち・かわさき』から、世界へ羽ばたく音楽家を発掘・育成したい」。そんな思いで、多摩区に音楽教室を構える上原麻衣さん(37)らが昨年立ち上げた、この「かわさきピアノコンクール」。第2回の開催に際し、その予選が5月1日から始まった(参加費や申込方法など詳細はウェブサイトやSNS「かわさきピアノコンクール」で検索可)。

 「川崎には全国規模のコンクールがない。生徒たちは県外や横浜のコンクールを探して受けている」。地元で教室を50年近く続けてきた母親と共に、以前から市内でのコンクールを構想していた上原さん。一昨年から運営委員会として本格的に準備を進め、川崎市などの後援を得て、昨年12月に第1回の本選大会を実現。幼児から大人の全8部門に約250人の応募があった。上原さんは「東北や沖縄など全国から、そして半数が川崎からの参加。市内の方がグランプリを受賞して、喜んでもらえたのがうれしかった」と振り返る。

本選 11月に2日間

 今年の予選は録画審査で、申込期間は5月1日から15日と、7月15日から31日の2回。昨年1日だけだった本選は2日間に拡大し、11月12日と13日にカルッツかわさき(川崎区)で開催する。審査員は川崎市市民文化大使も務める前出ピアニスト・小原孝さんをはじめ、高津区にある洗足学園音楽大学などの教授らが務める。

 「前回は予想以上の参加で本選が狭き門になってしまったので、今回は多くの方に演奏してもらうため2日間。気軽に受けてもらえたら」と上原さん。一緒に運営に携わり、上原さんの教え子でもある宮川真優美さん(24)は「ピアノをやめたいと思っていたころ、コンクールで結果が出て自信がついたいい思い出がある。同じような経験をこのコンクールでしてもらいたい」と話している。

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