インタビュー
独り身の葬儀「ご供養まで真心込めて」
「家族葬のすずき」代表取締役　鈴木秀一郎さんに聞く

インタビューに応じる鈴木秀一郎代表

　身寄りがない人が亡くなった場合、役所が戸籍から辿れる親族に連絡し火葬や埋葬を依頼するのが一般的。だが最近ではこうした通例も思わぬトラブルに見舞われるケースも散見されるという。

　そこで今回は久地に「高津支店」を構え地域密着を掲げる「家族葬のすずき」（本店・横浜市）代表取締役で一級葬祭ディレクターの鈴木秀一郎氏に「独り身の葬儀について」を聞いた。

―身寄りがない方の葬儀や供養は、一般的な流れと異なるのでしょうか？

鈴木　冒頭でお話した通り、独り身の方の訃報は区役所などから親族にお伝えし、葬儀等の手配を依頼します。しかし当然、費用負担の問題などもあり疎遠な親族は「顔も知らないのに…」と困惑し、依頼を拒否される事も珍しくありません。

―拒否された場合は？

鈴木　自治体が葬儀社に搬送、安置、火葬までを依頼し、火葬後のお骨は一定期間保管したのち、無縁仏として合葬墓に埋葬致します。

　創業90年余りの歴史を誇る「鈴木葬儀店」がブランド名を「家族葬のすずき」に刷新し「地元密着」の方針はそのままに「葬儀は身内の葬儀をあげるつもりで、その家庭の事情等にも細かく気を配り、丁重に丁寧に心を込めて」をモットーに掲げる同社では、事前手配の重要性を説く。

鈴木　お独り身の方にとって、万一の備えとして必要なことは「葬儀社に連絡をしてくれる『宛て』を作っておくことです。当社でも後見人制度や死後事務委任契約などの相談に応じてくれる専門家を紹介しております。また葬儀については搬送から火葬までしっかりと真心を込めて執り行う「おまかせプラン」をご用意しております。火葬後も菩提寺へのお骨のお届けや、菩提寺のない方は永代供養の手配・納骨までを代行致します。供養の代行費用は関東圏内であれば１〜５万円程度ですので、身寄りのある方でも高齢で葬儀や供養が難しい方からも大変喜ばれております。

家族葬のすずき　高津支店

川崎市高津区久地1-19-28

TEL:0120-018-391

https://kazokuso-suzuki.com/