〜シリーズ・変わりゆく商店街〜 連載第5回区の事業に協賛 古き良き時代をもう一度 宿河原駅前商店会
JR南武線宿河原駅の最寄りにある宿河原駅前商店会。まちを育んできた商店会も、商業を取り巻く環境の変化によってシャッターが目立っている。宿河原商店会では時代の変化にどう対応しているのか、村越重之会長に聞いた。
「平成に入るまでは県の商店会コンクールで3位に入るほど、活気ある商店会だった」と話す村越会長。昭和40年頃に自然発生的にできあがったという商店会。生鮮食品を扱う商店が多く、集客力も抜群だったというが、現在でも残る八百屋一軒だけになってしまった。商店街として機能しているのは67軒中12軒。40店舗の商店を復活させようと動いている。「どうにかして昭和の古き良き時代のような商店会に戻したい」。
まちを活性化させようと取り組んだ1つが、商店会役員の若返り。40代・50代の比較的若い人を役員に抜擢した。役員には対外的に活動をしてもらい、より商店会をPRしたいと考えている。
「これから必要なことは客の核を作ること」。もう一度地元でスーパーを作り、大手企業には負けない絆を作りたいという。「人と人のつながりが商店会の礎だからね」。
9月3日には長尾に「藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンし、区内で同ミュージアムから1番近い商店会となる。駅前から同ミュージアムまでの道路がカラー舗装され、アクセスしやすくなる。また、川崎フロンターレのイベントを企画するなど行政の事業に積極的に協賛する方針だ。「新しいものが出来ることを前向きに捉え、多くの人に知ってもらうチャンスだと考えている」と新たな集客スポットができることに期待を寄せている。
来館者をターゲットに理想の商店会へ、地域一丸となり取り組んでいる。
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