区内在住の細川唯さん 下妻市のPR大使に ロリータコンテスト優勝
映画「下妻物語」(中島哲也監督)の舞台となった茨城県下妻市で先月23日、深田恭子が演じたヒロイン竜ヶ崎桃子の2代目を発掘する「ロリータファッション」のコンテストが開催され、多摩区在住の細川唯さん(24)が「プリンセス・オブ・ロリータ」に輝いた。
ロリータファッションとはフリルやレースがふんだんにあしらわれた少女っぽいファッションのこと。このコンテストは「ロリータで地域活性を」と地元の砂沼フレンドリーフェスティバル実行委員会が中心となって企画した。全国から約50人の応募があったという。審査では自己PRとファッションポイントなどを発表。審査員は小説家の嶽本野ばらさんやモデルの青木美沙子さんら。グランプリに選ばれた細川さんは「まさか自分がグランプリを獲るとは思っていなかった。私でいいのかなと思った」と話していた。グランプリと同時に「嶽本野ばら賞」も受賞した。
同市の稲葉本治市長は「下妻はいわばロリータ発祥の地。これからは下妻市のPR大使として活躍してもらいたい」と話していた。嶽本野ばらさんは「映画の主人公と靴まで同じブランドのものを着ていたのが良かった」とコメントした。
細川さんは映画「下妻物語」の中の台詞「自分の道を行け」という言葉を胸に高校生の頃からロリータファッションに身を包んでいたという。「ロリータファッションは80年代から形を少しずつ変えながら現在まで残っている。これからどう変化していくか楽しみ。ロリータファッションの発展に尽力したい」と話していた。
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5月3日
4月26日