多摩区・麻生区 教育
公開日：2012.09.07
高校生に防災意識を
消防署が生田高で訓練
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水に濡れながらバケツリレーに取り組む生徒
高校生に防災意識を高めてもらおうと、多摩消防署が先月30日、県立生田高校で地域防災スクールを行った。全校生徒約９００人が訓練に臨んだ。
生徒たちは、消防署職員の講話が終わると早速、実技訓練に挑戦した。グラウンドでは１年生はバケツリレー、２年生は煙が充満した部屋の体験、３年生は体育館で傷病者の搬送訓練を行った。クラス対抗バケツリレーは10個のバケツを使って２分間でいかに多くの水を運搬できるかを競った。女子生徒の歓声が校庭に響く場面もあり、生徒は楽しみながら防災意識を身につけた。
多摩消防署では「まずは身の回りの安全の確保、次いで周囲の人々を助けるのが大切。高校生が地域の人々を助けることができれば、自助、共助という観点で非常に効果的。震災以来、防災訓練の要望が増えている」と話した。
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