菅の獅子舞 「立派に」伝統引継ぎ 地元の中高生が披露
神奈川県指定無形民俗文化財の「菅の獅子舞」が16日、薬師堂であった。多くの見物客が詰め掛け、賑わった。
菅の獅子舞は鎌倉時代に始まったとされ、菅獅子舞保存会と菅薬師奉賛会が引き継いでいる。一度は後継者不足に悩まされたものの、現在は地元の子どもたちが舞を学んで伝統行事を守っている。この日は中高生8人が獅子役と天狗役で登場。4人が1時間以上にも及ぶ舞を披露した。
見物に訪れた小山登さんは「みんな上手で立派な舞だった。菅の獅子舞は長くて物語になっていることがよくわかる」と話していた。
保存会の宇津木東功(はるたか)会長は「子どもたちは部活動があるから大変な面もあるが、これだけの踊りができてよかった。体が大きくなって立派な踊りになった」と話した。
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4月19日