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多摩区・麻生区

公開日:2012.09.21

菅の獅子舞
「立派に」伝統引継ぎ
地元の中高生が披露

  • 厳しい暑さにも負けず、1時間以上に及ぶ舞を披露した

 神奈川県指定無形民俗文化財の「菅の獅子舞」が16日、薬師堂であった。多くの見物客が詰め掛け、賑わった。

 菅の獅子舞は鎌倉時代に始まったとされ、菅獅子舞保存会と菅薬師奉賛会が引き継いでいる。一度は後継者不足に悩まされたものの、現在は地元の子どもたちが舞を学んで伝統行事を守っている。この日は中高生8人が獅子役と天狗役で登場。4人が1時間以上にも及ぶ舞を披露した。

 見物に訪れた小山登さんは「みんな上手で立派な舞だった。菅の獅子舞は長くて物語になっていることがよくわかる」と話していた。

 保存会の宇津木東功(はるたか)会長は「子どもたちは部活動があるから大変な面もあるが、これだけの踊りができてよかった。体が大きくなって立派な踊りになった」と話した。

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