区内の伝統野菜「のらぼう菜」を地元の人に楽しんでもらおうと、市民グループと西生田の飲食店が今月4日、特別メニューを開発しイベントを開いた。
主催したのは市民グループ「からふる!」とカフェダイニング「ムビリンゴ」。提供された「のらぼうプレート」は大橋ゆりシェフがこの日のために作った特別メニュー。参加者は、のらぼう菜を使った冷やし麺やサラダ、ドライカレーなどに舌鼓を打った=写真。
参加した河嶋容さん(49)は「のらぼう菜の栄養素や歴史に生命力を感じた。野性的な味も美味しい。身近で手に入る場所があればいい」と話していた。
のらぼう菜は鎌倉時代に川崎に持ち込まれ、江戸時代の飢饉を救ったといわれる。菅のらぼう保存会の高橋孝次会長は「こういったイベントは生産者にはありがたい話。今年は甘みも多くいい出来。ぜひ食べてほしい」と話していた。
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