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多摩区・麻生区 社会

公開日:2017.03.24

ライオンズ2クラブ
節目の年、誓い新たに
稲田が50周年、生田30周年

  • 式典で思いを語る稲田LC・田村会長(右)、生田LC・村田会長

  • 「ライオンズヒム」を合唱=10日、稲田LC

  • テーブルを囲んで進行=5日、生田LC

 世界規模の奉仕クラブ組織「ライオンズクラブ」(LC)で多摩区内に拠点のある3団体のうち、川崎稲田ライオンズクラブが結成50周年、川崎生田ライオンズクラブが30周年を迎えた。



 それぞれ記念式典を日本料理柏屋(登戸)で開催。会員や仲間、関係者をはじめ交流のある各団体のメンバーら大勢が区内外から参席し、節目の年を祝った。



◇   ◇



 稲田LC(田村弘志会長/会員25人)の式典は、3月10日に開催。田村会長は50年を振り返り、「多くの素晴らしい先輩方が、奉仕とは何かを指導してくださった」と感謝を表明。ペットボトルのキャップを集め、発展途上国の青少年支援に役立てている活動に触れ、「継続することが私たちの使命。奉仕のライオンズ精神を地域に広めていきたい」と誓いを語った。



 記念事業として、5団体への寄付(金一封)が周年アクティビティ委員長の濃沼健夫氏から発表された。対象は社会福祉法人川崎いのちの電話、多摩区少年サッカー委員会、多摩区消防ボランティア委員会、川崎市社会福祉事業団KFJ多摩、NPO法人ウィメンズハウス・花みずきで、それぞれ代表者が目録を受け取った。



◇   ◇



 生田LC(村田章会長/会員34人)の記念式典は5日に開催。村田会長は「長年続けている『なごみ福祉会』への活動は誇りを持って続けている活動の一つ。障害のある子どもたちと長年触れ合うことで、我々も彼らの成長を感じることができて嬉しい。今後も、地域社会との親しみと奉仕を持って活動に取り組んでいきたい」とあいさつし、今後の活動に意欲を示した。



 周年アクティビティ委員長の遠藤悟氏からは、5件の記念アクティビティが発表された。内容は社会福祉法人なごみ福祉会「療育相談でんでん虫」に電子ピアノ一式、多摩防犯協会少年サッカー「U―12」大会優勝チームに「川崎生田ライオンズクラブ賞」一式の寄贈。熊本地震復興支援としてLC国際協会337―E地区、台風10号被災支援としてLC国際協会331複合地区(北海道)と岩手県岩泉町への支援金。社会福祉法人いのちの電話に対する寄付(金一封)。

 

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