世界規模の奉仕クラブ組織「ライオンズクラブ」(LC)で多摩区内に拠点のある3団体のうち、川崎稲田ライオンズクラブが結成50周年、川崎生田ライオンズクラブが30周年を迎えた。
それぞれ記念式典を日本料理柏屋(登戸)で開催。会員や仲間、関係者をはじめ交流のある各団体のメンバーら大勢が区内外から参席し、節目の年を祝った。
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稲田LC(田村弘志会長/会員25人)の式典は、3月10日に開催。田村会長は50年を振り返り、「多くの素晴らしい先輩方が、奉仕とは何かを指導してくださった」と感謝を表明。ペットボトルのキャップを集め、発展途上国の青少年支援に役立てている活動に触れ、「継続することが私たちの使命。奉仕のライオンズ精神を地域に広めていきたい」と誓いを語った。
記念事業として、5団体への寄付(金一封)が周年アクティビティ委員長の濃沼健夫氏から発表された。対象は社会福祉法人川崎いのちの電話、多摩区少年サッカー委員会、多摩区消防ボランティア委員会、川崎市社会福祉事業団KFJ多摩、NPO法人ウィメンズハウス・花みずきで、それぞれ代表者が目録を受け取った。
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生田LC(村田章会長/会員34人)の記念式典は5日に開催。村田会長は「長年続けている『なごみ福祉会』への活動は誇りを持って続けている活動の一つ。障害のある子どもたちと長年触れ合うことで、我々も彼らの成長を感じることができて嬉しい。今後も、地域社会との親しみと奉仕を持って活動に取り組んでいきたい」とあいさつし、今後の活動に意欲を示した。
周年アクティビティ委員長の遠藤悟氏からは、5件の記念アクティビティが発表された。内容は社会福祉法人なごみ福祉会「療育相談でんでん虫」に電子ピアノ一式、多摩防犯協会少年サッカー「U―12」大会優勝チームに「川崎生田ライオンズクラブ賞」一式の寄贈。熊本地震復興支援としてLC国際協会337―E地区、台風10号被災支援としてLC国際協会331複合地区(北海道)と岩手県岩泉町への支援金。社会福祉法人いのちの電話に対する寄付(金一封)。
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