記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 5月17日0:00更新
今月13日、６年ぶり２度目の世界タイトル戦に挑戦した川崎新田ボクシングジムの黒田雅之選手。王者の巧みな試合運びに苦しみながらも攻め続けたが、悲願のベルトは獲れなかった。「６年前とは違って、下手くそながら自分なりには出し尽くした」という本人の実直な言葉どおり、勝敗を超えて見る者の心を打つ一戦だったのではないかと思う。２００３年のジム開設当初に入門し、プロ14年の通称「ラストサムライ」の動向に、今後も注目し続けたい。 （地主）
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