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自転車コース 思いつなぐ「ピクニック橋」 多摩川沿い 全長20キロに

社会

掲載号:2019年5月31日号

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「渡り初め」を行う増田さん家族と来賓ら
「渡り初め」を行う増田さん家族と来賓ら

 布田橋付近で途切れていた多摩川サイクリングコースをつなぐ新たな橋「ピクニック橋」が完成し、5月25日から使用できるようになった。これにより、幸区の多摩川大橋から菅の市境まで、コースの全長が20・2キロに延伸された。

 二ヶ領用水の取水口に架かるこの橋は、増水時に水面下に沈む潜水橋で、橋長29・5メートル。延伸整備が完了していた上流部の約2キロのコースに接続し、稲城市のコースにもつながる。

 整備にあたっては5年前、菅町会や稲田堤振興会が2850人の署名で市に要望。菅町会の濃沼健夫会長は「東日本大震災のとき、布田橋の車道を歩く人が多く危なかった」と振り返る。以降、コースの延伸や拡幅、橋の整備が進められてきた。

 橋の名称にも地元の声を反映。作曲家の古賀政男氏が、明治大学マンドリン倶楽部在籍時に稲田堤で花見をし、ヒット曲「丘を越えて」の基になる合奏曲「ピクニック」を作ったことが由来という。

 25日には完成式典が行われ、市関係者や近隣町会、大勢の地域住民が集まった。福田紀彦市長は「地元の声が形になり、ここから新たなドラマが生まれていくのではと期待している」とあいさつ。高橋勝浩稲城市長は「より一層、川崎市との交流が盛んになっていくとうれしい」と語った。

 世代を超えて橋が受け継がれるようにとの思いを込め、菅町会から増田朝光さん(67)と長男の巧さん(38)・郁恵さん(35)夫妻、孫の尊君(1)が渡り初めに参加。朝光さんは「新しい時代にコースがつながったことは喜ばしい。思い出として大事にしたい」と話した。「走り初め」として、東菅小6年生の3人も自転車で橋を駆け抜けた。

 完成を祝い、稲田堤振興会の田口吉男会長は自身の和菓子店で創作した饅頭「丘を越えて」を参列者に配布。明大マンドリン倶楽部も「丘を越えて」など3曲を披露した。

布田橋から見たピクニック橋
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