生田駅前の「セブンイレブン川崎生田7丁目店」の店員が詐欺被害防止に貢献したことを受け、多摩警察署(倉林徹署長)は10月9日、同店で感謝状を贈呈した。
感謝状を受け取ったのは、同店パートの石塚良重さん(51)。石塚さんは9月19日の午後、店舗前を携帯電話で通話しながら徘徊する60代の女性を発見。電話を切った女性は、レジで30万円分のプリペイドカードを購入しようとした。「女性が言っていることがよく分からなかった。詐欺ではないかと伝え、購入を止めた」と石塚さん。すぐにオーナーの妻・島田美智代さん(52)に話し、通報。石塚さんは「初めての経験。詐欺被害に遭われる方が多いので、本当によかった」と語った。
「セブンイレブン本部や警察からの指導もあり、ATMに啓発物を貼って日頃から注意している」とオーナーの島田雄大さん(54)。倉林署長は「別のケースでも声がけをするなど根気強くやっていただいている。被害者が生まれずに済み、本当にありがたい」と感謝を表した。
今回のケースでは、女性に対し「保険料の還付金を返金する」と男から電話があり、カードを買うよう指示があったという。多摩区では今年、10月11日までに振り込め詐欺が34件発生。被害総額は約4484万円に上っており、同署は注意を呼びかけている。
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