生田浄水場用地に2023年3月の開設を目指して進行する、サッカーJ1・川崎フロンターレのスポーツ拠点「(仮称)フロンタウン生田」の整備計画。運営事業者の同クラブ、町会など地元団体、川崎市上下水道局で編成し、昨年発足した連絡協議会が3月25日、第3配水工事事務所で会合を開いた。
昨夏に続き2回目の会合には、21人が参加。クラブ側からは照明や音の広がりについて説明。近隣に住む町会長らからは、災害時の拠点としての機能や各設備に関する質問や意見が挙がった。
同クラブの谷田部然輝さんは、フロンタウンさぎぬまを例に「地域とコミュニケーションをとりながら、お祭りやスポーツ教室も開催している。こちらでも連携を深め、皆さんの健康に役立つプログラムもつくりたい」とコメント。生田団地自治会の井上佶会長は「さまざまな課題はあるが防災拠点の役割は大きい。大災害を想定して十分な協議をお願いしたい」と要望した。
同計画では約4万8千平方メートルの敷地にサッカー場や多目的広場、屋内外のテニスコート、体育館をはじめスポーツ整形・リハビリ施設やクラブハウス、カフェ等を設置予定。広場の一部は一時避難所や災害対応の活動拠点としての機能を検討している。
4月19日には、同計画に関する川崎都市計画用途地域の変更に向けた素案説明会が、東菅小の体育館で開かれる予定だ。
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